営業案内

本日カフェは通常どおりご利用いただけます。
11:00~20:00までの営業となります。

※年末年始の営業時間と店休日のお知らせ:
12/29(土)は17:00までの営業、
12/30(日)〜1/2(水)は店休日となります。

ACCESS MAP
CLOSE

資生堂書体を生み出した小村雪岱という画家

TABLESの今季のブックセレクションのテーマ「ジャパン・エレジー」です。平成が終わる前に昭和の日本を味わうセレクション。今回は小村雪岱という資生堂に欠かせない日本画家をご紹介します。

2019.03.25 MON
資生堂書体を生み出した小村雪岱という画家 資生堂書体を生み出した小村雪岱という画家

みなさん、小村雪岱をご存知ですか? 「こむらせったい」と読みます。彼は、装幀や挿絵、舞台美術まで幅広く手がけた明治から昭和を生きた日本画家です。実は、創設されたばかりの資生堂意匠部に在籍した部員でもありました。

雪岱を一躍有名にしたのは、小説家・邦枝完二による「おせん」の挿絵でした。華奢な少女の姿、極細の線による無駄のない描写、余白を活かした画面構成など、「雪岱調」と呼ばれるスタイルで、当時の読者を魅了したと言われています。

資生堂意匠部に在籍していたときには、資生堂の美意識の基礎をつくった一人として、「資生堂書体」も、彼を中心に設計されました。いまも資生堂の新人デザイナーは、入社1年目にこの書体の手描きレッスンを受けることが伝統として継承されています。

小村雪岱は泉鏡花の装幀も多く手がけており、『小村雪岱随筆集』(幻戯書房)のなかでも「泉鏡花先生のこと」という一篇は泉鏡花への愛が溢れています。

SHISEIDO THE TABLESでは、小村雪岱の作品集・随筆集に加え、資生堂書体をあしらったオリジナルの風呂敷もございます。繊細な色と大胆な文字を、伝統的な京都の友禅染で表現しています。資生堂書体と京友禅という二つの伝統を組み合わせて、日本ならではのグッズとしてデザインされています。

文字違いで「美」「あそびましょ」「つらつらつばき」がありますが、物を包んでみると、文字のラインがアクセントとなって、美しい模様として生まれ変わります。小村雪岱がこだわった曲線の美しさを味わうことができます。

ふろしきの色は、繊細なトーンの「白」「桜色」「薄藤」の3色。物を包んだときにふわっとした軽さが感じられるようデザインされています。

小村雪岱の美意識、彼が生み出した書体の美しさを、ぜひ本とグッズで一度に感じてみてください。

HOME

STORY

資生堂書体を生み出した小村雪岱という画家

〒104–0061 東京都中央区銀座7–8–10 SHISEIDO THE STORE 4F
TEL 03–3571–1420
営業時間 11:00–20:00(L.O. 19:30)不定休